| 小笠原諸島・父島旅行 《Day 11 --- 事件発生》 |
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本当は10日目と11日目、一つの記事にしようと思ってたんですよねぇ〜。 だって、11日目はひたすら移動だったので。 撮った写真も少なかったわけですが、とりあえず行きましょう、5月6日、月曜日の様子。
前日は客室が消灯後も、共有スペースでビールやチューハイを飲んでいた私達。 ちょうどペットルームと同じフロアに、ソファ?の様な電車のシートの様な座るスペースがあって、そこでゆったり過ごしてたんですが、聞こえる聞こえる、甘ったれKaiserの鳴き声。 ペットルームの周辺は船のロビーエリアや洗面所などで、客室が無かったのが幸い。 思う存分鳴いてわめいても、誰からも苦情は出ませんでした。 Kaiちゃん、かわいそうにぃ〜。と思いながらも、様子を見に行くと更に寂しさが増しそうだったので、放置。 1時間ぐらいは吠え続けていたかなぁ? 静かになったので、良かったぁ〜、鳴き疲れて何とか落ち着いて寝たんだなぁ〜と。 その1時間後ぐらいには私も客室へ行っておやすみなさい。
東京の竹芝港に着く時間は、午後3時半頃の予定だったので、朝明るくなる6時に起きたとしても9時間も船で過ごさねばならないわけで、朝はゆっくり寝ておこうと思ってました。 予定では9時ぐらいまで寝て、Kaiserを起こしにいけばいいかと。 それでも結局6時半頃には目が覚めてしまった私。 毛布に包まれてしばしごろ寝を続けてました。 どうしよっかなぁ〜、起きようかなぁ〜、でもまたすぐ疲れちゃうかも知れないから、もうちょっと寝てようかなぁ〜と考えていたその時、館内放送が。
『えぇ〜、お客様の中で、ビーグル犬をお連れのお客様。(お客様と言う言葉を2度使ってますが、本当に館内放送、こう言ってましたから・・・)、ビーグル犬をお連れのお客様、Cデッキ、案内所までお越しください。』
ガバッ!!!!!!!!!
と毛布跳ねのけて起き上がっちゃいましたとも!!!
ビーグル犬って、Kaiちゃんやんっ!!!
眠りが常に浅く、物音に敏感な相方も、寝ぼけた頭で一様ビーグル犬って言葉を聞き取ったらしく、もぞもぞ。 『ちょっと!呼ばれた!!!』と声をかけてみましたが、まだ完全に頭が働いてなかったみたいなので、とりあえず私一人で案内所に向かうことに。 一様枕元においてあったカバンを引っさげて、顔も洗わず髪もとかさず、幸いTシャツとジーンズで寝てたのでそのままの格好で、急いでCデッキへ。 案内所へと言う放送だったけれども、Kaiserが気になったのでまずはペットルームに直行。
すると・・・・・・
ドアを開けてすぐの檻に入っていたはずのKaiserがいない!!!!!!
『え゛??????』
頭、真っ白。
まもなく、私のにおいを嗅ぎつけたのか、どこからともなく、『きゅぅ〜んきゅぅ〜ん』と言うKaiserの鳴き声が。 見ると、一番奥の檻に入ってました。
『え゛??????』
瞬間移動?などとわけのわからないことが頭をよぎりつつ、とりあえず姿を確認出来たので案内所へ。
『あの、ビーグル犬の飼い主ですけれど・・・・・・』
と言うと・・・・・・
『あぁ、ビーグル犬の。あの、外に出してました?』
『えっ?(・・・出してました?って・・・出してるわけないやん・・・)』
『いや、外に出てたんですよ。今、一番奥の所に入れてあるけれど。』
檻の鍵はかなり頑丈に相方がかけたはず。 確かドアに鍵が二つあって、ちょっとやそっと押したり暴れたりしても開かない様に、ネジも固く固く閉め直してたんです。
船員さん2名、不思議顔の私を連れてペットルームへ。
『いやぁ〜、こんなに力あるの?』
『はぁ?』
『これ、破っちゃうぐらい、すごい力あるの?』
と、示された場所を見てみると・・・・・・

『え゛??????』

『うぎょぉ〜〜〜〜〜っ!!!!!!』
1回目にペットルームに入った時は、私、全く気づいてませんでした!
『いや、これ(檻の金網)ねぇ、あんまり強くないんだけれど(指で曲げてみながら)、この子こんなに力あるの?』
船員さん、純粋にその破壊力に驚いていた様子。
『怪我してないか、見てあげてぇ〜。』
と優しい声をかけてくれて初めて、『はっ!そうか!』と気づいた私。 奥の檻からKaiserを出して、体を触ってチェック、チェック。 幸い無傷。
『大丈夫です!大丈夫です!』
『あぁそう、良かった。大丈夫ならいいけど、朝来たら外にいたもんでぇ。いやぁ〜、こんなに力あるの〜この子。』
と、尚もびっくりしながら、優しい笑みを浮かべてペットルームから出て行ったお二人。 特にお咎めもなく、檻代弁償って事もなく、とっても温かかったです。 しばらくしてやって来た相方に事情を説明しつつ、檻の写真(上の2つも含め)を撮りながら現場検証。
横から見たら・・・・・・

この湾曲!
内側から見たら・・・・・・

うぉ〜、左端の部分、刺さりそう・・・ しかも、この写真では良く見えませんが、一番左端の縦棒、完全に外れてタイルの壁とすのこの間に落ち込んでました。 前足で引掻いて引掻いて引掻いて・・・そのうちに針金が外れたり、曲がったり。 かなりもがいたんだねぇ〜、Kaiちゃん。 嫌だったんだねぇ〜。 もしかして前の夜、鳴き声が納まったなと思った時には、もう外に出てたのかな?
そんなプリズンブレイク犯、Kaiserは・・・・・・

『おれ、こうやって、外に出てんでっ!』
犯行の様子を詳しく再現。
と言うかこの写真、ヤラセではありません。 私が現場写真を撮っていると、なぜか自ら、あれほどいやだたはずの檻の中にするりと入り、また、するりと出て来て見せてくれました。
そんなドタバタ騒動があったせいなのか、一緒にペットルームにいた他のわんこたちは寝不足気味? 穏やかそうな柴犬ちゃんにはたっぷり吠えられちゃいました。 『あんた、うるさくって迷惑なのよっ!』って感じかしら。 ごめんねぇ〜、お騒がせして。 他の子達たちは、飼い主さんがいないと不安そうな表情ではあるものの、一様落ち着いて檻の中でじっとしていたのだけれど、やっぱり普段からゲージ生活をしていないKaiserにとってはキツかった様です。 小さい時は兄弟たちとパピーペンに入って生活していたKaiserですが、我家に来てからこのタイプのゲージに入るのは、チェリーアイと去勢手術の時に病院で預かってもらった時のみ。 病院嫌いのKaiser、嫌な思い出が蘇ったのかも知れません。
そうそう、それと下の段の檻、船員さんが言っていたように、確かに暴れまくる犬には適さないかも。 人間の指先でも、簡単に曲げることが出来ちゃいました。 むしろ、往路で利用した上にあった小さめのゲージの方が丈夫。 バリケンのドアの部分のような感じで、ちょっとやそっとでは曲がりません。 ビーグルぐらいの大きさだったら、上の段に合った小さめのゲージの中でもぐるりと体を動かせるので、寝床としては不自由ないと思います。 そんなところまで考えて無かったよ、私達。 このペットルーム、消灯時間中は部屋自体に鍵が掛かってしまうようですが、船員さんに頼んでおけば、開けておいてくれたりするようです。(locomiさんに伺いました!) なので、離れているのが心配な方は、定期的に覗きに行くことも出来ます。
未成年の為、保護処分となったKaiser・・・・・・

『おれ、なんかしたん?』
罪を犯したことに気づいておらず。 父母を失った・・・と思い込んでしまいパニック状態に陥り、心神耗弱のもとで取った行為の為、無罪放免となったのでございます。
ちなみにこの時、トイレから水が流れて来て床に座れなかったので、一時的にここに寝かせてもらっております。 掃除中の船員さんも見てましたが、特に忠告なし!
はぁ〜、本当にびっくりした。 この後たっぷり抱きしめてあげると、安心して腕の中でスヤスヤ眠りました。 実は、父島で泊まった宿のオーナーさんも同じ船で東京都内に向かう途中で、この事件の後船の中で会いました。 放送を聞いた時、心配してペットルームの近くまで様子を見に来てくれて、私たちが中に入って行くのを見守っててくれたのだとか。 とっても嬉しい優しさです。 オーナーさん曰く、昔は掃除用具部屋の片隅にペット用のスペースが設けられていたらしいです。 が、皆さん船会社に強く要望し、戦った上で今の独立した形のペットルームになったのだとか。 『それでもやっぱり、あそこは嫌よねぇ〜。』 とおっしゃりながら、優しくKaiserを撫でてくれました。
しばらく、ずっと一緒にゆっくりした時間を過ごしながら、落ち着いたところで朝ごはんを食べ、シャワーを浴び、デッキを散歩。

館内放送で何時にどこどこを通過すると説明してくれてたのですが、ちゃんと聞いておらずイマイチどこか分からなかったけれど、島?それとも半島?が見えました。 午後1時半頃の様子です。 漁船でしょうねぇ〜、沢山出てました。 面白い識別用の青と緑旗を掲げてました。

『もうすぐ、船、終わり?』
そうねぇ〜、ほら、東京都心が見えて来たよ!

長い長い船旅。 定刻通り3時半ごろに無事竹芝港に到着しました。
皆、お疲れさまっ! Kaiser、良く頑張りました!
でもね、Kaiちゃん・・・・・・

『おれ、今、寝てるんやけど・・・・・・』
もう一移動、待ってるのよ。

『へっ?なんで、また、おれ、こんな所?』
羽田から伊丹まで、約1時間だけ離れ離れねっ。 と言うことで、今回は丈夫なバリケン相手に逃げ出すことは出来ず、無事、犯犬の護送に成功。 あっ、無罪だったから犯犬って呼んじゃぁいけないんだったっけ? バリケンの中でも暴れたらしく、やはり航空会社で敷いてくれた、段ボールっぽい敷物はびりびりでしたがね。
そんなわけで、午後9時半頃、やっと我家へ。

『おれ、今日、一番疲れた・・・・・・・・・・・・』
久々に再会の長座布団・・・の横で・・・ひたすら寝続けていたKaiserです。
移動は本当に疲れちゃいますねぇ〜。 でも、それだけの時間をかけても、行った甲斐がありました。 今回も素敵な出会いに恵まれ、優しい人々に囲まれ、自然を満喫して帰って参りました。 小笠原の楽しかった思い出、私達の記憶に鮮明に焼きついております。 こうやって旅行記を書くことで、良いおさらいにもなったし、旅気分にも浸っていられたしね。 身も心もリフレッシュ。 翌日から仕事でしたが、中々いいスタートを切れました。 旅行中も良く動いていたせいか、久々の自転車通勤も全く苦にならなかったしね。
でも、Kaiserは・・・・・・

『おれ・・・・・・まだ、腹減ってへん・・・・・・』
久々にハンスト状態。 前の晩も早くから寝てましたが、私と一緒に朝6時半に起きた時もまだ眠そう。 旅行中は朝晩しっかり食べてくれたドライフードも、この朝は全く興味がない様子。 遊びながら食べさせようと、手の上に乗せてみました。 特に待たせていたというわけではなく、パクッと面白がって食べてくれることを期待して。 で、私は身支度をしてちょっとその場を離れていたのですが、戻って来た時も全く同じ状態。 じーっとフードを見つめて、じゃれていたり・・・・・・ 結局いつも150ml食べるところを100mlまで頑張って食べ、再度お布団に戻ったのでありました。 旅行中は昼寝時間もほとんどなかったし、疲れがたまったよね。 帰って来てからの数日はまったりKaiserだったわけです。 私自身も帰ってから2日間ほど、ふわふわして宙に浮いた様な不思議な感覚が残ってました。 相方はGW明けでレッスンがたっぷり詰まっていてお疲れ。 それでも今は皆、完全復活しましたよ。 平凡ですが楽しい毎日を過ごしております。
旅行記記載中、沢山の方々がブログにやって来てくれました! カウンター数ももランキング順位もUPして、とっても励みになりました。 これからはごくごくフツーの・・・時々(?)変な・・・わんこブログに戻ります。 おでかけは好きな方なので、近畿県内近場エリアに出かけた時は、またたっぷり写真でレポートすると思います。 これからも皆さんに遊びに来ていただけたら嬉しいな!
長い長い旅日記、最後までお付き合いありがとうございました! 皆さんも、機会があればぜひ、父島旅行を企ててみてください! おススメですっ!

旅行記完結、お祝いにイッチョ、ニチョ、ポチポチと押して帰ってねっ! これからもカラ破り?サク破り?なKaiserをよろしくお願いしますっ!
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【2008/05/22 23:56】
おでかけ(お泊り)
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